片倉真由子

片倉真由子

BIOGRAPHY

ピアニスト、コンポーザー。
宮城県仙台市出身。両親共にプロのジャズ・ミュージシャンであり、幼少よりジャズを聴いオーツ、ジェリー・バーガンジーらと演奏を重ね、また、2004年8月に行われたLitchfield Jazz Festivalにデイヴ・サントロ・トリオのピアニストとして出演する。2005年9月、ジュリアード音楽院入学。ピアノをケニー・バロンに、アンサンブルて育つ。洗足学園短期大学入学と同時にジャズ・ピアノに転向、ピアノを今泉正明氏に師事。同大学を首席で卒業後、2002年、バークリー音楽大学より奨学金を受け、入学する。在学中より、ボストン市内のライブハウスでクリスチャン・スコット、デイヴ・サントロらと演奏を重ねる。2004年、piano achievement awardを受理し卒業する。卒業後はディック・をカール・アレン、ベン・ウォルフに師事。在学中よりハンク・ジョーンズ、ドナルド・ハリソン、カール・アレン、ベン・ウォルフ、エディー・ヘンダーソン、ビクター・ゴーインズ、ドミニク・ファリナッチらと共演する。2006年、Mary Lou Williams Women In Jazz Piano Competitionで優勝し、翌年5月に同ジャズ・フェスティバルに自己のトリオを率いて出演する。また、2006年9月に開催されたThelonious Monk International Jazz Piano Competitionのセミ・ファイナリストに選ばれる。2008年に帰国後は、ジュリアード・ジャズ・オールスターズの一員として、カール・アレン、ロン・ブレイクらと共に韓国、日本でのワークショップやコンサートを行う。また、ジャパン・ジャズ・オールスターズの一員として韓国、釡山でのジャズ・フェスティバルに参加、ブルーノート東京でのブランフォード・マルサリス・カルテットにピアニストとして参加、コットンクラブにてベンジャミン・ハーマン・トリオにゲスト出演するなど、活動は多岐にわたる。現在は自己のトリオ、クインテットをはじめ、山口真文カルテット、土岐英史クインテット、伊藤君子グループ、浜崎航とのデュオ、大坂昌彦グループ、竹内直カルテット、ベーシストの北川潔率いるWALKIN' AHEADのメンバーとして活動する。また、フルーティスト、ジェレミー・スタイグとも定期的にライブを行っている。2009年9月には、初リーダーアルバム「インスピレーション」をリリース。第43回スイングジャーナル社主催の「ジャズディスク大賞」において、ニュースター賞を受賞。2010年9月、セカンド・アルバム「フェイス」をリリース。洗足学園音楽大学非常勤講師。
2015年9月5年ぶりのサード・アルバムを55 RECORDS よりリリース。