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ヤン・メヌー

BIOGRAPHY

サックス奏者、ヤン・メヌー(1962年生まれ)は栄誉あるオランダ・ルースドレヒト・ジャズ・コンクールで1989年に優勝し、将来を最も嘱望される国内アーティストとしてウェッセル・イルケン賞を受賞した。彼はそのメロディックなアプローチ、個性的なフレージング、ハーモニーの使い方、そして強烈な音楽的個性を賞讃された。彼はちょっと挙げるだけでも、ジェシ・ヴァン・ルーラー・クァルテット、ピエール・クーボア、そしてタイムレス・オーケストラ等と演奏、レコーディングを経験している。
その他にも1994年のミンガス・ビッグ・バンドのヨーロッパ・ツアーへの参加を含む注目すべき実績を残している。また彼は自身のバリトン・サックスとマーテン・ヴァンデル・グリンテン(g)、ジャン・ヴード(b)と共にディグ・ディズ・トリオを率い、高い評価を受けた2枚のCDを録音(「One」と「 Dig d’Diz meets the Mondriaan String Quartet」)し、メトロポール・オーケストラとも仕事をしている。ディグ・ディズは伝統的ジャズと前衛ジャズを室内楽的なコンセプトで結合させた、オランダで最も興味あるグループのひとつと考えられている。彼はこの10年、国際的に活躍しているオランダ人シンガー、ローラ・フィジイのバンドのメンバーとしてツアー、レコ-ディングに集中していた。グレッチェ・カウフェルド(vo)・トリオ(女性シンガー、ギター、テナー・サックスというユニークな編成のトリオ)のメンバーとしてもヨーロッパ、アメリカをツアーし、3枚のCDを録音している。メヌーはまた、オランダ随一のビッグ・バンド、ザ・ジャズ・オーケストラ・オブ・ザ・コンセルトヘボウのメンバーで、元プロデューサー兼マネージャーでもある。このビッグ・バンドはドラムの巨匠、エルヴィン・ジョーンズからジェシー・ノーマンまで幅広いジャンルのたくさんのゲスト・アーティストと共演してきた。2008年敬愛するジェリー・マリガンへのトリビュート作「マリガン・ムード」を発表し、共演のジェシ・ヴァン・ルーラー等と来日。
2011年オランダのスタンダード・ナンバーをカヴァーした完成度の高いワン・ホーン・クァルテット・アルバム「ダッチ・ソングブック」をリリース。
2012年10月ローラ・フィジイ、コットンクラブ公演のため来日。
プロデューサーとしても、オランダ内外の多くのジャズ・ミュージシャンと仕事をしてきた。
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