QUARTET-NL.
クァルテット NL.
BIOGRAPHY
2013年の大晦日、ベンジャミン・ハーマン、ピーター・ビーツ、ルード・ヤコブス、そしてハン・ベニンクの4人で結成されたスーパー・クァルテット。二つの異なる活動分野と二つの異なる世代が集まったこのバンドはユニークなプロジェクトになった。ハンとルードはオランダ・ジャズの象徴である。共に70代で共に開いた口がふさがらないような経歴の持ち主だ。ハンはコンテンポラリー・ミュージック・シーンで50年に渡り立役者であり、世界中を飛び回り、オランダで今まで最も尊敬され、かつ有名なミュージシャンの一人である。ルードはルイ・アームストロングからキャノンボール・アダレイ、ハンク・モブリーまで音楽界のあらゆる人たちと仕事をして来た。伝説的ベース奏者であるだけではなく、70年代にレコード・プロデューサーになってから驚くほどたくさんのミリオン・セラー・アルバムを作って来た。ベンジャミンとピーターは10代の頃からの知り合いだが同じステージに立ったことはあまりなかった。共に伝統に強く根ざし、ピーターはピアノの神童でどんな曲でも自由自在にこなす事が出来る。ベンジャミンは古典的スウィングからフリー・ジャズまで幅広い影響をミックスさせた多彩なアルト・サックスのスタイルの持ち主である。2017年6月ミシャ・メンゲルベルク追悼のアルバムを発表。同年8月~9月来日。